資料NO. : 49 |
資料名 : 写真展in東京都美術館 |
制作者 : R.Mさん(千葉県連絡会) |
制作日 : 2004年9月3日現在 |
8月29日(日)、東京・上野公園内の東京都美術館で開催されていた ジョイント写真展「一枚の写真が国家を動かす」(DAYS JAPAN主催)と 「世界の戦場から/特別展示『戦火のイラク』」(日本ビジュアル・ジャーナリスト協会主催)を見てきました。折からの雨にもかかわらず会場は盛況、若い人の姿も多く目につきました。 イラクやアフガン、パレスチナはもちろん、チェチェン、コソボ、ハイチ、アフリカ等の戦争・紛争や、ハンセン病、従軍慰安婦、中国人強制連行にまつわる展示もあり、まさに世界各地における戦争の実相が網羅された、見ごたえのある写真展でした。その視点はあくまで、戦争の傷に苦しむ民衆に根ざしたものです。 ところで、私が写真を見ているときにちょうど豊田直巳さん、桃井和馬さん、佐藤文則さんが会場に来ていて、それぞれ自身の作品の前で解説してくれるという予想外のことがありました。 「イラク戦争は終わってはいない。今も戦争の現実が続いている」と豊田さん。「環境破壊と戦争は直結している」と桃井さん。「悪い意味で、発展途上国のチャンピオンになってしまった」というハイチの混乱を語る佐藤さん。撮影者の思いが生で伝わってくる、貴重な機会となりました。 その後、街宣参加のため京成線で千葉へ。1人で署名集めに奮闘していたTさんと合流しました。 資料目次へ戻る |
掲載:2004/09/05